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建築士になるまでに

「けんちく」のプロを目指して

建築業の働き方

働き方 設計事務所 建築業界

皆さん、こんにちは。mitsukiです。

 

先週はプレミアムフライデーで話題一色でしたね!

 

しかし実際に実施できた企業は全体の1%にも満たなかったとか。

まさにプレミアムな労働者が判別される結果となりました。

 

そんな今回は小休止。

建築設計の醍醐味的な話とは少し内容が逸れますのでご了承ください。

 

さて。

 

建築業はとても市場の大きな業種です。

 

試算では国民の10人に1人はこの業界に携わっているとか。

 

私が携わっている設計分野ももちろんその一端を担っているわけですが、水面下で業界全体を揺るがす問題が起きています。

 

それは「人手不足」。

 

過大は山積みです。

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 ブラック業界

 

ブラック企業と呼ばれる言葉もだいぶ世間に浸透しました。

 

でも建築業はこんな言葉がかわいく思えるほどブラック企業が蔓延しています。

 

まさに「木を隠すなら森」状態。

どこもかしこも黒い会社ばかりです。

 

その惨状はまさにブラック業界と言えるでしょう。

 

ここでちょっと求人の例を挙げてみます。

 

・日曜休み保証!

・年間休日100日!

・休日出勤はほぼありません!

 

 

こんな求人ばかりです。

 

私はこれを見て違和感を覚えずにはいられません。

 

そもそも、この求人を見て一体誰が「この仕事に応募したい!」と思うのでしょうか。

 

そう、アピールポイントがアピールポイントになっていないんですよ。

この業界はとにかく世間とズレています

 

基本は週イチ休み

 

なんと言っても、基本どの職種も週休1日が当たり前。

 

設計も施工もこの状況に大差はありません。

(というか現場が動くから設計もその対応に迫られる現状です。)

 

厚生労働省が掲げる週40時間労働制なんておかまいなし。

 

こんな休みも給料も少ない劣悪な労働環境に進んで来てくれる人は稀です。

 

仕事内容にこだわりがない優秀な人間はまず建築業には来たがりません。

 

いくら建築が好き、ものづくりが好きと言ってもその気持ちだけで仕事が続けられるほど人間は強くはないですよね。

 

若者がいない

 

ひとたび現場に足を運びます。

 

そこで働いているのは60歳をゆうに超えた熟練職人という名のお年寄りばかりです。

 

老人福祉施設さながらの光景がそこには広がっています。

 

40,50代でも若者扱いされています。

20,30代なんてほぼ目にすることはありません。

 

とにかく若い人がいない。

 

私の年齢も段々と上がってきましたが、それでも工事現場で働けばまだまだ期待の若手扱いされるんだろうな~とふと思います笑

 

よく日本社会が少子高齢化が心配されていますが、建築の工事現場はきっと10~20年後の未来の日本社の縮図なのだと思います。

 

時代感覚は10年ぐらいズレているのに、何とも皮肉なものです。

 

10年後、今はバリバリ現役のご老人方が床に伏せたとき現場がどうなってしまうのか。

想像するだけでもゾッとします。

 

コンクリートの型枠工など人材不足が顕著な業種も出始めてきました。

職人の育成は急務です。

 

休日は「休む日」

 

土曜日の朝。

カンカン金槌を叩く音で目が覚める。

とても不機嫌に窓の外を見るとそこでは向かいの家が新築中。

恨めしく窓を閉めカーテンを閉じ、また寝床につく。

 

 

というシチュエーションが実際にありました。

ただの体験談です。笑

 

その時はただ向かいの家を呪っただけですが、今考えると本当に迷惑な話です。

 

世間様がお休みの中、なぜわざわざ現場を動かすのか。

週末の工事は国が強制的にでも禁止してくれればみんな幸せなのに。

 

建築業は不幸せ?

 

建築業に関わる方々の現状をザッとまとめてみました。

 

・少ない賃金で働く職人さん

欠陥住宅を買わされるお施主さん

・休みが少ない設計事務所

 

見事にみんな不幸になってますよね。笑

本当にどうにかしたいと思います。

 

まだ自分の中での分析が済んでないので原因をハッキリとは言えませんが、キーワードは

「簡略化されすぎた建築物・多すぎる業者・値引きが第一のお施主さん」

このあたりかなと。

 

また考えをまとめときます。

 

これからの建築設計事務所

 

従来の設計事務所の稼ぎ方としては「新築物件を設計、そのうち工事費の8%前後を設計料として頂戴する」でした。

 

しかし断言できることは、そうした「設計事務所普通」は時代の後押しもあって激減するということです。

 

建築の設計事務所とは大半が個人事務所それに類する少人数制が大半です。

 

そのようなささやかな企業母体の上で、

①自前で設計管理をしながら

②かたや仕事を途切れさせないために次の仕事の営業活動も平行して行う

なんて土台無理な話だと考えます。

 

ましてやこれだけ新築住宅が減ってきている中で、絶え間なく仕事が舞い込んでくる事務所など本当に一握りの存在でしょう。

 

これからの設計事務所は、こうしたスタイルから一旦離れ、自らが仕事を発生させていくような仕組みを作ることが必要になる、とおぼろげながら考えています。

(これに関してのキーワードは「地域」ですね。)

 

少し話は逸れますが、スペインのサクラダファミリアとか最高ですよね。

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工期もおかまいなしに、ただ建築しているだけなのに観光名所として利益を生んでいます。

 

こちらに関しては後ろ盾(ガウディさん)が大きすぎるので真似することは難しいでしょうが、大きなヒントが隠れている気がします。

 

これからの働き方

 

日本の経済成長は鈍化し、年功序列でお給料が右肩上がりする時代はとっくの昔に終わっています。

(「持ち家は新築で」時代も終わりました。)

 

にも関わらず働くスタイルだけは当時のまんま。

いつまでも働きすぎと言われる日本人。

 

おかしいですよね。

 

私個人としては別にお給料は低くても良いと思ってます。

(一家の大黒柱が言うセリフではありませんが…)

 

ゆとりある時間と、副業さえ認めてくれれば足りないお金を補填する機会はいくらでもありますしね。

 

やっと「家族との時間」や「心にゆとりのある生活」などがフォーカスされ始めた現代。

国や力のある企業が先陣を切って改革に乗り出してもらいたいものです。

 

いつ変わるのか?

 

いまでしょ!!!

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おわりに

 

仕事とは何か。

 

私は仕事を「人生の暇つぶし」にしたいです。

 

楽しいことして定年まで働きたい。

なんなら定年という言葉も死語になりつつあるので、死ぬ直前まで楽しいことをしていたい。

 

そんな感じで長くのんびり働くぐらいがちょうど良いです。

(年金も期待できませんので。)

 

そのためにも戦ってでも変えるべき所は変えていきたいですね。

 

いつもご覧になっていだたきありがとうございます。

 

それでは。

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