建築士になるまでに

建築士になるまでに

「けんちく」のプロを目指して

集団規定と単体規定

皆さん、こんにちは。mitsukiです。

 

建築物を建てるにあたって法律を守らなければいけないことは、皆さん想像がつくと思います。

 

しかし一言で法律と言っても、その範囲は広大です。

 

私みたいな学校で学んで来なかった人間からすれば、どこから手を付ければよいか本当に途方に暮れます。

 

でも気付いたんです。

 

これって家を買う人も同じだということに!

 

善良な市民である皆さんが変な業者に騙されないよう、これからは概略だけでもわかりやすく記事にして伝えていきたいと考えています。

 

そんな今回のお題は「集団規定単体規定

 

いきなり難しそうな名前ですね…

 

しかしここをクリアすれば建築基準法の全体像が見えてきます。
頑張りましょう!

 

 

単体規定

 

まずは単体規定から。

 

いつもの通りWikipedia様より拝借。

 

単体規定(たんたいきてい)とは、建築基準法によって定められた各種の規定のうち、その建築物自身にかかわるとされる規定の総称。

  

具体的な項目としては以下のようなものがあります。

 

・構造強度に関する規定

・防火、避難に関する規定 ・室内空気環境に関する規定

(俗に言うシックハウス関連規定)

・その他、安全性に関する規定

(階段の寸法、手すりの高さ、延焼防止などについての規定)

・採光、通風などに関する規定(→こちらは既に記事で取り上げました。)

 

ふむふむ。

難解な言葉が多く、なかなか頭に入ってきませんね。

 

でも良いんです!

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ここはサッと流します。

要は「建築物それ自体にかかる法律」だと思ってください。

 

集団規定

 

次は集団規定です。

 

こちらもWikipedia様より拝借。

 

集団規定(しゅうだんきてい)とは、建築基準法によって定められた各種の規定のうち、その建築物と都市との関係についての規定の総称。

 

集団規定としてあげられる主な内容として、下記のようなものがあります。

 

・建築物の用途に関する規定(用途規制)

・建築物の高さの制限(絶対高さ制限、斜線制限、日影規制)

・建築物の大きさの制限(容積率、建ぺい率など)

・敷地と道路の関係に関する規定(接道義務、2項道路の後退など)

・その他、建築物と都市の関係に関する規定(排水に関する規定、景観に関する規定、など)

  

ここもサッと流します。

でも良いんry

 

ここは「建築物とその周辺の環境を定める法律」だと思ってください。

 

小休止

 

さてさて、Wiki様大活躍です。

 

しかしこれだけではただのコピペ芸人。

ちゃんと私なりの意見も述べたいと思います。

 

野球に例えると

 

とりあえず野球に例えます。(経験者ではありませんが。)

 

単体規定や集団規定という言葉が既に堅苦しいですが、なんてことはありません。

 

要は建築物を一選手としてみなしたとき、「個人として守る決まり」と「チームとして守る決まり」かどうかです。

 

「個人として守る決まり」とは、言ってみればドーピングをしてはいけないとか、賭博をしてはいけないとか、人間であることとか、そんなようなことです。

 

反対に「チームとして守る決まり」とは、9人の内ピッチャーは1人だけとか、キャッチャーはマスクを付けるとか、打席は必ず一巡させるとか、そんなような決まりごとです。

 

問題は、これらを守れなければどうなるか。

 

当然試合が出来ません

チームとしての強さ云々以前の問題になってしまうんですね。

 

蓋を開けてみたら、チームが10人で構成されていたりドーピングまみれの選手がいたりと、そんな状態ではチームは戦う土俵にすら上がれません。

 

これと同じことが建築にも言えます。

 

単体規定や集団規定を守らないとどうなるか。

もちろん建築することが出来ません。

 

もう少し具体的に言うと工事の許可が下りないんですね。

(この工事の許可をもらう申請を「確認申請」と言います。これは別の機会に。)

 

そうなってしまったら設計士としては大変な事態になります。

 

口八丁でお施主さんの心を掴んだものの、法にひとつでも反していたら違反建築物の仲間入りです。

 

お客さんはもう乗り気なのに「やっぱ出来ませんでした」と言わなければならない修羅場と化します。

 

「あのとき貴方言ったじゃないッ!!」

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そんなことをお施主さんに言われないためにも、設計士は常に法律の概略を把握している必要があるんですね。

(最近同じようなことを書いた気がしますが、やはり大事なことなので…)

 

まとめ

 

どうでしょう。

少しでもイメージが沸いたでしょうか?

 

深い部分はこれから一つずつ掘り下げていくとして、概要はこんなもんです。

 

建築物基準法というドでかい山を前にしては身がすくみますが、とりあえず二等分にしてしまえば少しは理解が進みます。

 

皆さんが今後なにかの縁で建築基準法に触れたとき、とりあえずこのどっちに当たるかを把握してみましょう。

難解な文章も少しは歩み寄って来てくれます。

 

最後にひとつだけ言いたいことは、違反していると厄介なのは

 

集団規定 > 単体規定

 

です。

 

コスト的にも事務手続き的にもこの図式が成り立ちます。

この話もおいおいしていきたいですね。

 

 

おわりに

 

いつもご覧になっていだたきありがとうございます。

 

週末、映画を観に行ってきました。

 

無計画に業界に飛び込んだ私ですが、何とかこうして設計の仕事に携われているのがキセキだと思う今日このごろ。

(Greeeen Boys、面白かったです。笑)

 

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慢心せずに精進していきたいですね。

 

それでは。