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建築士になるまでに

「けんちく」のプロを目指して

フーフーとハーハー

皆さん、こんにちは。mitsukiです。

 

さて、タイトルにある通り「フーフーとハーハー」。

 

ナンノコッチャ?とお思いかもしれませんが、言葉通りです。

 

少し思い浮かべてください。

 

寒いときに「ハーハー」と息を吹きかけますよね。

逆に暑いときには「フーフー」と息を吹きかけますよね。

 

今回はこの私たち人間が、ごく当たり前にしている行為についてご紹介したいと思います。

 

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吐く息の違い

 

フーフー&ハーハーと言えば誰でもピンと来ますよね。

 

息を吹きかけ手を適温にすることで、その場しのぎでも快適さを感じることができるのです。

小学生でもやっていることです。

 

でもちょっと待って下さい!

 

同じ口から吐いている息なのに何故こうも感じる温度が違うのか。

 

よくよく考えると不思議じゃないですか?

 

「そりゃ口内で温めた空気を出しているからに決まってるっしょ。」

 

そうお考えかと思います。

 

でも果たして本当にそうでしょうか?

 

口から火を噴く某ダル◯ムさんとは異なり、私たち人間は口から出す空気の温度なんて調整できません

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(↑ダ◯シムさん)

 

つまりフーフーしようがハーハーしようが口から出す息の温度は同じなのです。

これは紛れもない事実です。

 

では感じる温度の違いはどこから来るのか?

 

察しの言い方はもうお気づきかもしれませんね。

 

答えは湿度になります。

(またか。笑)

 

違いは風速

 

湿度のネタばらしの前にワンクッション。

 

まずフーフーとハーハーの決定的な違いを説明しなければなりません。

 

それは風速

前者は風速、後者は風速です。

 

この異なる風速が、手に当たる時点での湿度を決定付けています

 

というのも、湿度の関係は

口内外気 です。

 

これは容易に想像がつくと思います。

 

口の中の湿った空気より、外気の方がカラッとしているのは当然ですよね。

 

そのため涼しい空気を体に当てるには、この外気をどれだけ取り込めるかが鍵になってきます。

 

ここで大事な要素となってくるのが風速なんです。

 

例えば、アナタの近くを

・歩く人が通り過ぎるのと、

・走る人が通り抜ける

のでは感じる風量は全然違いますよね。

 

それと同じ原理で、物体は早く動けば動くほど周囲の空気に与える影響が大きくなります。

 

この原理を踏まえて改めてご説明すると、

 

フーフーと吐く息は風速が速いため、外気と混ざり合う割合が高くなり、湿度が下がった状態で手に当たります。

 

反対にハーハーと吐く息は風速が遅いため、あまり外気と混ざり合わず、口内の湿度に近いまま手に当たります。

 

その結果、同じ温度でも湿度が異なるため、暖かく感じたり冷たく感じたりするという結果になるのですね。

 

何が言いたかったか

 

さて、まとめには入ります。

 

唐突に湿度の説明をしてしまいましたが、

結局のところこの話を持ち出した理由は「湿度を適切に保つ家に住むことが出来れば、私たちは快適に生活できますよ」ということを伝えたかったからです。

 

例えば良いエアコンを買って夏場ガンガンに稼働させるよりも、そもそも湿気の入らない高気密な家にすることで少ないエネルギーでも快適に生活ができます。

 

例えば壁紙を単なるビニールクロスにするのではなく、調湿効果のある珪藻土などを用いれば室内の湿度は快適に保たれます。

 

このように現代では電気設備を使わずとも調湿する方法はいくらでもあります。

 

しかし残念ながらこういった家の仕組みはなかなかアピールの材料にはなりません。

地味ですし、壁紙はともかく断熱材など家が出来あがってはもう見えない部分ですしね。

 

一般の方が設備や間取りに心惹かれてしまうのはある意味仕方のないかもしれません。

 

それでも「家に住むこと」は長期的視点が絶対的に必要な行為です。

 

こうした普段見えない点まで考慮して家作りや家選びをしてもらいたいですね。 

 

このブログを読んでくださっている方々も留意しておくと良いかと思います。

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おわりに

 

寒い季節となりました。

 

さて寒い季節と湿度の関係は、ズバリ乾燥です。

 

乾燥は静電気を生み出しやすくしますし、(痛いですよね。)

肌荒れや指のささくれが出来やすくなります。(痛いですよね。)

 

何より乾燥した空気は病原菌が常駐しがちですから、適度に湿度を保ちましょう。

 

いつもご覧になっていだたきありがとうございます。

 

それでは。

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